続・SSHクライアントといえば?-VirtualBoxの起動モードをうまく使うべし!
先日、こんな記事を書きました。
VirtualマシンのLinuxにPoderosaでSSHして、そこから管理対象にSSHするって作戦で現状としては落ち着いています。VirtualマシンのLinuxにホスト担っているWindowsからPoderosaでSSHするのは、ログを残すというのもありますが、ホストマシンのパワーがそんなにない時に、Virtualマシン側をGUIなしでインストールして立ち上げておけば、そこまでパワーがいらないので便利。
と最後、まとめましたが、VirtualBoxのマシンを普通に起動すると、GUIなしでのインストールでももちろんコンソールのウィンドウが表示されるわけですが、この使い方だと、最初のSSHの設定とかネットワーク周りの設定が終われば必要ない。というより、邪魔。最小化してしまっておけば良いだけの話だけど……。
実験環境とかを作って複数台起動させておくときなんか、ウインドウだらけになったぐらいにして…。
何か良い方法ないのかなーと思ったら、バーチャルマシンを起動する時に押す、緑色の「起動→」ってボタンの「▼」を押してみたら、
- 通常起動
- ヘッドレス起動
- デタッチモード起動
という選択肢があるではありませんか(Oracle VM Virtual Box 5.0.10)。
「ヘッドレス」っていかにもなんだかそれらしい名前につられて押してみると……。ウインドウが立ち上がることなく、Virtualマシンが起動してくれました。めでたしめでたし。
公式ブログによれば、どうやらVirtual Box 5.0からの新機能(!?)らしい。 コマンドラインからの起動だとオプションとかで今までのバージョンでも出来ていた模様だけど、GUIから出来るようになったのは、5.0からの模様。
↑の公式blogの日本語まとめ版↓
Oracle Blogs 日本語のまとめ: [Virtualization] Oracle VM VirtualBox 5.0 Officially Released!
便利になりましたなぁ。一応ヘッドレスト起動すると、ホストマシンへの負荷も多少下がるようなので、実験環境作るときとかにはいいかも。